ニュージーランドのロック、スコット・バレットがラグビーワールドカップ開幕戦出場を許可

Aug 24, 2023

ニュージーランドのロック、スコット・バレットは、金曜日のトゥイッケナム戦で南アフリカに35対7で大敗した際にレッドカードを出された後、さらなる制裁を受けることはなく、9月8日のラグビーワールドカップ開幕戦フランス戦で2列目がフリーとなる。

バレットはニュージーランド史上最も重い敗戦で2枚のイエローカードを受け取り、2枚目はハーフタイム直前に無謀にラックに侵入し、スプリングボクスのフッカーマルコム・マルクスを地面に叩きつけたことが原因だった。

この事件は試合中のバンカーレビューで検討され、レッドカードには格上げされなかったが、バレットは試合中に2度のシンビン攻撃を受けたため、いずれにしても自動的にレッドカードが与えられた。

独立した司法委員会は月曜日、「同選手は2枚のイエローカードで退場となり、そのイエローカードのうち1枚目はチームの警告を受けた技術的違反によるものだった」として、この退場は十分な制裁であるとの判断を下した。

2つ目については、バレット選手がマルクス選手と最初に接触したのは首付近に上がる前に腕であり、同選手は罪を認めて反省の姿勢を示していたことから、委員会は状況を緩和できる状況があると判断した。

バレットは、フルバックのボーデン、センターのジョーディと並ぶニュージーランド代表の3兄弟の1人である。

イングランド代表主将オーウェン・ファレルがウェールズ戦でレッドカードを取り消された後、ワールドラグビー側の控訴により４試合の出場停止処分を受けたことを受けて、ここ数週間、司法委員会のプロセスが注目を集めている。

彼はイングランド代表としてのワールドカップのアルゼンチン戦と日本戦の最初の２試合を欠場することになる。